西東京の皮膚科・美容皮膚科によく持ち込まれるお悩み⑪やけど
やけど直後は水道水で患部を冷やすことが大切
熱いものに触れてしまった後の皮膚に見られる赤みや水ぶくれは、やけどの典型的な症状です。多くのケースで、肌の痛みを伴います。やけどは、症状が軽く見えても傷痕やケロイドが残りやすいのが特徴です。「このくらい、大したことない」と思わず、水道水で患部をしっかりと冷やしましょう。
水ぶくれができている場合は、潰してはいけません。破れたところから細菌が侵入して感染症を引き起こすリスクがありますので、注意が必要です。
I度からIII度まで損傷のレベルに応じた治療を実施
やけどは、深さによってI度からIII度までに分類されます。I度は表皮のみの損傷、II度は真皮層にまで損傷が達した状態、III度は皮下組織や骨まで損傷している状態です。損傷レベルを見極めた上で、各段階に応じた治療を実施します。
I度は、軟膏を塗って数日間で治るケースがほとんどです。II度は、適切な処置をすることで、早期に治る可能性が高まります。III度は外科的治療が必要なため、できるだけ早く受診しましょう。
湯たんぽやコタツなどによる低温やけどに注意
湯たんぽやコタツ、ホットカーペット、カイロなどによる低温やけどにも注意が必要です。心地よさを感じる温度感のために痛みや熱さを自覚しにくいですが、長時間にわたってその熱源に触れていると、知らないうちに皮膚の奥深くにまで損傷が進んでしまいます。
低温やけどは見た目にも異常が現れにくいため、なかなか自分では気づけません。湯たんぽやコタツなどを常用している方は、一度医療機関を受診してみることをおすすめします。
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