西東京の皮膚科・美容皮膚科によく持ち込まれるお悩み⑭粉瘤

炎症を起こしていない場合は外科的切除で対応

粉瘤は、皮膚内部や皮下に老廃物などが溜まり、しこりのように膨らんだ状態のことです。長期間にわたるにきびややけど痕、かゆいところを引っ搔いたときの傷痕などを原因として生じます。赤みや痛み、熱感、腫れなどがなく、炎症を起こしていない粉瘤については、外科的切除で対応可能です。

粉瘤の大きさにもよりますが、手術は約30分で終了します。基本的には日帰り手術が可能で、1週間程度の経過観察の後、抜糸を行うのが一般的です。

術後の過ごし方に注意!飲酒・運動・入浴は避けて

粉瘤の切除後は、過ごし方に注意が必要です。まず、術後当日の飲酒・運動・入浴は避け、患部を濡らさないように気を付けてください。術時に縫合した場合、抜糸は後日実施します。傷痕は、半年から1年ほどかけて徐々に目立たなくなっていくのが一般的です。

ただし、傷が治るスピードは個人差が大きく、人によっては、さらに長い時間がかかる場合があります。また、粉瘤の大きさや生じた場所によっても治る速度が異なることを覚えておきましょう。

炎症が起きている場合は抗生剤の処方や切開排膿を実施

粉瘤が細菌などに感染して炎症を起こすと、化膿することがあります。硬かったしこりが柔らかくなり、独特の臭気を放つことで化膿に気付くケースも多いようです。このような場合は、抗生剤の処方による治療が行われます。

なお、患部に膿が溜まっている場合は、外科的切除はできません。局所麻酔後、切開排膿という方法で内容物を取り除く措置が取られます。炎症が落ち着いた後、患者さんが希望すれば、外科的切除による粉瘤の除去が可能です。

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