西東京の皮膚科・美容皮膚科によく持ち込まれるお悩み⑬乾癬
基本はステロイド剤やビタミンDの外用剤で治療
乾癬は、赤い発疹の表面が白っぽいかさぶたで覆われ、そのかさぶたがフケのように剝がれ落ちる疾患です。かゆみを伴ったり、爪の病変が見られることもあります。体質や環境的な要因が発症に関わっているとされていますが、多くのケースで原因は特定されません。
治療法としては、ステロイド剤やビタミンDの外用剤などを用いるのが一般的です。ビタミンDは高カルシウムのリスクがありますので、定期的な血液検査による経過観察も行います。
外用剤で効果が得られない場合は内服療法を選択
外用剤で効果が得られない場合は、内服療法という選択肢もあります。これまで治療が難しかった頭皮や爪の乾癬にも効果的とのことです。ただし、内服療法については、皮膚の乾癬症状が身体全体の10%以上を占める方や関節症性乾癬の方のみ適用されます。
もっともよく使われるのは、オテズラ錠です。PDE4という物質を阻害して炎症物質の産生を抑制し、症状を改善に導きます。採血や検査が不要で気軽にスタートできるのが、嬉しいポイントです。
光線療法や生物学的製剤などの治療法にも対応
外用剤や内服薬でも治療効果が得られない場合は、光線療法や生物学的製剤などの治療法で対応することもあります。光線療法は、皮膚の免疫の働きをコントロールする作用のある波長を利用し、病変部に照射して治療する方法です。
生物学的製剤は薬価が高めですが、免疫にかかわる物質の働きを弱めて乾癬の症状を抑えます。これらの治療法を導入しているクリニックは少ないため、対応可能な医療機関を紹介してもらえないか相談してみましょう。
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