西東京の皮膚科・美容皮膚科によく持ち込まれるお悩み⑩巻き爪・陥入爪

軽度の症例には保険診療の保存療法がおすすめ

巻き爪は、爪の端が内側に丸まるように変形した状態のことで、足の指に多く見られます。また、陥入爪は、爪の先端が周囲の皮膚に当たって炎症を起こしている状態です。歩き方の癖や歩く姿勢などが原因で爪に必要以上の力がかかり、引き起こされます。

軽度の症例であれば、保険診療の保存療法がおすすめです。巻き爪の場合は外用剤の処方やテーピング処置による治療、陥入爪の場合は抗生剤や外用剤を処方して治療する方法が取られます。

巻き爪を矯正するなら自費診療のワイヤー法が吉

巻き爪を矯正するなら、自費診療のワイヤー法がおすすめです。ドイツで開発された巻き爪治療法で、特殊なワイヤーを爪の両端に引っかけて中央で固定し、爪の巻き込みを軽くします。

痛みが少なく、術後の日常生活にほとんど支障がないのが、大きなメリットです。軽度から重度まで、幅広い症例に対応できるという利点もあります。ただし、定期的にワイヤー交換をする必要があるため、通院期間が長引きやすいことは覚えておきましょう。

爪切りサービスを実施しているクリニックも!

クリニックの中には、爪切りサービスを実施しているところもあります。爪切りは本来は自分でするものですが、自力で行うのが困難な方やご家族でも対応が難しい場合などに利用可能です。爪切りしてもらえるかどうかは医院によって異なりますので、各自で問い合わせてください。

ちなみに、セルフ爪切りのタイミングは、お風呂あがりなどの爪が柔らかいときがベストです。手は2週間に1回、足は月に1回程度を目安に、お手入れしましょう。

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