西東京の皮膚科・美容皮膚科によく持ち込まれるお悩み③じんましん
抗ヒスタミン薬や補助的治療薬の内服治療が中心
じんましんは、強いかゆみとともに皮膚が赤く盛り上がってミミズ腫れのような状態になった疾患のことです。原因に応じて多数の種類がありますが、原因を特定できない場合も多く、症状に合わせた治療で対応します。基本的には、抗ヒスタミン薬や補助的治療薬などによる内服治療が中心です。
なお、じんましんは、体調次第で症状が悪化するリスクがあります。疲労やストレスをなるべく溜めず、十分に睡眠を取ることを心がけましょう。
症状がひどい場合は生物学的製剤ゾレアの注射も
内服治療で症状が改善されない場合は、生物学的製剤ゾレアの注射という選択肢もあります。治療薬として使用する抗ヒスタミン薬は、文字通り「ヒスタミン」という成分をブロックする薬ですが、ゾレアはヒスタミンを作り出す元になるIgEをブロックする薬です。
皮下注射することでじんましんの根本原因にアプローチし、かゆみや皮疹を抑えます。なお、ゾレアを適用できる症状は限定されていますので、希望する方はまず医師と相談してください。
症状が治まってきても徐々に薬を減らすことが大切
じんましんの治療では、複数の薬を一緒に飲まなければならないこともあります。症状がなくなってきたからといって服用を中断すると症状が再発しやすいので、避けてください。「もう大丈夫」と自己判断せず、皮膚科医の指示を守って徐々に薬を減らすことが大切です。
通常は薬の服用で症状が改善していきますが、ときに慢性化することもあります。その場合は血液検査を実施し、アレルギーの原因や基礎疾患の有無を調べるのが一般的です。
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